LAへの転勤・企業進出で知っておきたい、アメリカのコンドミニアム事情

小松俊樹

仕事も、暮らしも、もっと快適に。

日本からLos Angelesへ転勤することになった場合、まず必要になるものの一つが「住まい」です。

日本でマンションを探す場合、立地、間取り、広さ、築年数などを中心に検討される方が多いと思います。Los Angelesでももちろんそれらは重要ですが、もう一つぜひ確認していただきたいのが、Amenities(共用施設)です。

アメリカでは、プールやジムを備えたコンドミニアムやアパートメントは数多くあります。
しかし、今回ご紹介したいのはプールやジムだけではありません。

Los Angelesの賃貸物件には、物件によって
Business Center(ビジネスセンター)
Co-working Space(コワーキングスペース)
Conference Room(会議室)
PCやプリンターを利用できるスペース
オンラインミーティングなどに利用できるワークスペース

など、「仕事」に利用できるAmenitiesを備えているところがあります。

自宅のすぐ近くに「もう一つのオフィス」

日本から転勤してきたばかりの時期は、まだ会社のオフィス環境が完全に整っていなかったり、日本とのオンラインミーティングが多かったりすることもあるでしょう。

そんなとき、自分が住んでいる建物の中に仕事のできるスペースがあると、とても便利です。

普段のデスクワークはBusiness Center、打ち合わせにはConference Room、オンラインミーティングには周囲を気にせず話せるワークスペース、そして必要な書類をプリンターで印刷する。

物件によって設備や利用条件は異なりますが、自宅から外へ出てオフィスを探さなくても、同じ建物の中で仕事ができる環境が整っているケースがあります。

Business Centerの一例。
物件によってはPC、プリンター、Wi-Fiなどを利用できるスペースがあります

住民が利用できるConference Roomを備えた物件もあります。

オンラインミーティングや集中して仕事をしたいときに便利なワークスペースの一例

日本にも同じようなマンションはあります。

もちろん、日本にこのようなマンションがないわけではありません。

近年では日本でも、テレワークラウンジ、コワーキングスペース、スタディルーム、個室ブースなどを備えたマンションが見られるようになっています。

ですから、「アメリカにはあって日本にはない」という違いではありません。

ただ、アメリカで住まいを探していると、プールやジム、ラウンジなどと一緒に、Business CenterやConference Roomまで住宅のAmenitiesとして用意されている物件を見かけます。

「自分の部屋」だけではなく、建物全体を生活空間として利用するという考え方で物件を見てみると面白いと思います。

仕事が終わったら、そのままジムやプールへ

仕事用のAmenitiesだけではありません。

アメリカでは、Fitness Center(ジム)やPool、Spa、BBQ Area、Resident Loungeなどを備えている住宅も数多くあります。

例えば、自宅からBusiness Centerへ行って仕事をし、仕事が終わったらそのままFitness Centerへ。

週末にはプールでリラックスする。

建物から出なくても「住む・働く・運動する・リラックスする」という複数の目的を満たせる物件もあります。

住民専用Fitness Centerの一例

Los AngelesらしいPoolやSpaを備えた住宅も数多くあります

では、Los Angelesでは家賃はいくらくらい?

ここは日本から転勤される方にとって、一番気になるところではないでしょうか。

2026年9月現在、Los Angeles全体のアパートメント平均家賃について、RentCafeではStudio 約$1,970、1 Bedroom 約$2,542、2 Bedroom 約$3,358、3 Bedroom 約$4,382としています

一方、Apartments.comではStudio 約$1,717、1 Bedroom 約$2,200、2 Bedroom 約$3,038というデータが出ており、調査対象や集計方法によって数字には幅があります

また、今回ご紹介しているようなAmenitiesが充実した物件では、立地、築年数、広さ、眺望、駐車場などによって、Los Angeles全体の平均より家賃が高くなることもあります。

そのため、「1 Bedroomだからいくら」と考えるよりも、「どのエリアで、どのくらいの広さで、どのようなAmenitiesが必要なのか」まで含めて予算を考えることが大切です。

家賃だけで比較しないことも大切です。

例えば、Aという物件が月$3,000、Bという物件が月$3,300だったとします。

家賃だけを見ればAの方が安いですが、Bには自分が頻繁に利用するジム、プール、Business Center、Conference Roomなどが揃っているかもしれません。

逆に、ほとんどAmenitiesを利用しないのであれば、設備の少ない物件を選んで家賃を抑えるという考え方もあります。

Amenitiesが多ければ良いということではなく、自分の生活に必要かどうか

ここがポイントだと思います。

日本からLos Angelesへ転勤・企業進出される方へ

Los Angelesでの住まい探しは、単純に家賃と間取りだけで決められるものではありません。

勤務先までの距離、通勤時間、周辺環境、駐車場、生活スタイル、そして今回ご紹介したAmenitiesなど、さまざまな条件を一緒に考える必要があります。 特に日本から初めてLos Angelesへ来られる場合、
「どのエリアを選べばいいのか分からない」
「会社までどのくらい時間がかかるのか?」
「日本人が生活しやすいエリアは?」
「家具付き物件はある?」

など、分からないことも多いと思います。

物件を探す際には、ぜひ「部屋を見る」だけではなく、「そこでどのような生活ができるのか」という視点でも見てみてください。

日本からLos Angelesへの転勤、企業進出などに伴う賃貸物件探しについても、日本語でお気軽にご相談ください。

参考情報

・RentCafe, Average Rent in Los Angeles, CA(2026年9月参照)

・Apartments.com, Los Angeles, CA Rental Market(2026年9月参照)

このウェブサイトはサイトが適切に機能することを保証するためにクッキーを使用しています。本サイトを引き続きご利用になることで、お客様は当社のクッキー使用を承認し、同意したものとみなされます。

同意する 拒否する